「とらドラ4!」を読んだ。

とらドラ4!
今回は主人公の思いの人櫛枝実乃梨(表紙の娘)メイン話。


凄く簡単に言ってしまえばこのライトノベルの真髄は「ギャップ萌え」にあり! たとえばメインヒロインの逢坂大河は「ちっちゃくて可愛い⇔凄く凶暴」「ツン⇔デレ」「実はドジッ娘」、2巻から登場した美少女川嶋亜美は「凄い美少女⇔性格は最悪(小悪魔系)」。主人公の高須龍児も「凶悪な面構え⇔実は几帳面で家事はパーフェクト」みたいにほぼ全員なんらかの「ギャップ」が備わっている。…で櫛枝実乃梨だけど、1〜3巻では一見「元気で裏表がない性格」だけど4巻後半で「やっぱり女の子らしい悩みを持っている」ことを主人公に打ち明けるというところが今回のクライマックス。


正直1〜3巻まで櫛枝の魅力についての記述が少なすぎて、なぜ主人公が櫛枝を好きなのか謎でしょうがなかった(同様に大河が北村(主人公の親友)を好きな理由もイマイチわからないけども)。ということでかなり大きなテコ入れっぽい。初めて主人公と櫛枝の距離が近づいた感じで、これからどうなるのか気になるところ。しかし、今巻では大河サイドにしても亜美サイドにしても思いっきりフラグ立ててる感があり、そっちに弱冠もってかれてるような気も…。


今回は展開がスローだったこともあり途中でいつもの投げ出し癖が発生。残り1/3で止まってその間別のライトノベルを読んでしまった。やっぱり私的には「大河メインがいいデス^^;」ってコトかもしれないw でもそれぞれのキャラ同士の掛け合いは相変わらす面白かったです。次回は怒涛の展開を期待。…しかし櫛枝の体育会系のノリ的言動の中に、ときどき軽くオタっぽいノリの台詞が混じっているのが凄い気になる。周りがパンピーで完全スルーなだけに余計目立つw



ココだけの話、本家サイトのとらドラ!アフィリエイトはまったく売れてはいないのだけど、クリックする数は結構ある。やっぱり目に付く表紙なんだなぁ。(話題性などを計るためにアフィリエイトおいている面もある)