FLASH盛衰記2

FLASHの流行とFLA板は分けて考えたほうがいいのではという意見をいただきました。



板住人 『フラ板とFLASHの動向とは切り分けて考えるべきだと思う。

そもそもフラ板発で2ちゃんねる全体で爆発的に流行した作品って皆無に等しい。
プロX、映像の世紀、ある騒動の、ゴノレゴ、巫女ナース、そしてのま猫まで、
フラ板が生んだ、と言えるようなヒット作は一つもない。強いてゴノレゴがまだ近いぐらい?


まるで2ちゃんねるでのFLASHの流行が、フラ板のおかげ?であるかのように
錯覚してきたことにもともとの原因があるような気がする。


のま猫騒動でフラ板が2ちゃんねるの趨勢(VIPあたり)から乖離してることが
明らかになって、それで夢が覚めちゃっただけの話じゃないのかな?


他板住人は一貫してネタフラや流行モノを求めてきた。
ただ、フラ板だけがそれに背を向けてオリジナル、ハイクオリティの道を目指してた。
そんな食い違いがいよいよ表面化してきたてことじゃないのかな。』

ただ、FLASHがいっぱい作られて、紅白が始まったときは2ちゃんねる全体で
盛り上がっていたと確実に言えるし、FLA板が注目されたのは実は
全板人気トーナメントで各板の支援FLASHを住民が作ったときだった。
KIKIさんスキマさんらのムネオハウスも盛り上がっていたし、
流行の一端を担っていたのは間違いないと思うんだよなぁ。
ただ、その後徐々にメインストリームから離れていったのは確かかもしれない。

ななし 『(前略)
個人的な話だけど虹裏とかに投下する限りはまだまだ反応がかなり貰えたりする。
多分これは希少性とか意外性とかのおかげなんだろうけど。


2ch系のは数が少なかった→大量に増えた→衰えたってのはだいぶ旗色悪いだろうね。』

う〜んだからこそ、みんなクオリティを求めたって面もあるんだろうけど…。
難しい。



  • 2ちゃんブログ

FLASHの注目度が下がってきた(と仮定して)その原因の
多くは2ちゃんねらからの支持を得られなくなったところにあるのではないか。
オリジナル志向が強くなってきた紅白やFBの存在も大きいが、
それは以前から言われていることなので、置いておいて…
特に個人的に注目しているのがVIP(2ちゃん)ブログができた時期。
このあたりから特に顕著になったのではないかと考えている。




昔のFLASHの流れは
スレでイベント発生、ネタ発生→FLASH化→ニュースサイトで紹介→大衆に知れ渡る
というのがよくあるパターンだった。有名なのが片翼の田代で、誰もが知る大ヒット作になった。
しかし、最近では「FLASH化→ニュースサイトで紹介」というプロセスが、
「VIPブログで紹介される」に置き換わっている。
ブログでは、即日スレの出来事がまとめられる。
FLASHは制作にかなりの時間を要するために細かいイベントにはついていけない。




かつ、2ちゃんブログはどんな人にもウケるぐらい、間口が広い上に
数え切れないほどのブログがあって、かつネタ提供者も凄い人数である。
これはFLASHにとってかなり分が悪い。




時事流行ネタFLAが少なくなる→FLASHから興味が無くなる→ニュースサイトを見なくなる
→一緒に紹介されている大作FLASHも知られない
みたいな悪循環になってきているのではないかと心配になる。


(つづく)