ヤマノススメの思い出の山「西黒尾根ルートノススメ+聖地巡礼ノススメ」
ヤマノススメの「思い出の山」〜谷川岳〜
ヤマノススメの「思い出の山」こと谷川岳は楓さん曰く「初心者でも気軽に登れる山」だそうです。アニメで出てきた天神尾根ルートはロープウェイとリフトで高度を稼いだあと、山頂に向かうことになり、標高差は658m。
ちなみOPのルート断面図では、天神平が1500m超えてますが、実際は1319m、リフト終点の天神峠は1502m、熊穴沢避難小屋は1470mくらいなので、かなりいい加減な図ですw
日本三大急登のひとつ西黒尾根
この谷川岳の山頂へは他にもいくつかのルートがあります。その中で「日本三大急登」に選定されている西黒尾根ルートがあります。急登…つまりすさまじい勾配の坂、およそ1200mの標高差を一気に登っていく健脚者(足腰が強い人)向けルートなんです。「日本三大急登」と言う響きに私の挑戦意欲を駆り立てられました。早速登ってみたんですが…。
別のルートから登りつつ一足お先に聖地巡礼
9月。ヤマノススメセカンドシーズンでいずれあおいちゃんたちが登るであろう谷川岳に先んじて聖地巡礼しておこうってことで登ってきました。ただし、単なる聖地巡礼じゃもったいないってことで、行きは少々体力が必要な「西黒尾根」、帰りはヤマノススメで出てきた「天神尾根」を聖地巡礼しながら下るという、谷川岳満喫できるよくばりルートでいくことにしました。(→コース詳細)
なぜ運動神経悪い芸人はバスケのドリブルが下手なのか?
ふと、運動神経悪い芸人神経悪い芸人のバスケ挑戦を思い出して…
去年年末のアメトークSPで運動神経悪い芸人がバスケに挑戦したのを見ていたのですが、皆凄いドリブルを始めて思わず笑ってしまいました。…しかしながら、バスケのドリブルは日常に無い動きなだけに慣れてないとかなり難しい、高度な技術だと思います。
私も思えば学校の体育でバスケをしたときは、ドリブルがまったくできないので憂鬱でした。で、バスケ経験者にドリブルのやり方を聞くと、「ボールを見ないでコントロールできるまでひたすらドリブル練習しろ!」とか無茶を言われてしまう…。
たぶん初心者が欲しがっているアドバイスって「それ」じゃないんだろーなー、と思ってこの記事を書いてみました。たぶん「考え方を変えるだけ」でどんなに下手な人でも、すぐにある程度のドリブル(前後移動程度)はできるようになるはずです。「今度運動能力テストでジグザグドリブルしなくちゃいけない!」という人は必見!(いるのか?)
初心者にありがちな鞠つきドリブル
なぜ運動神経悪い芸人はドリブルがうまくできなかったのか?…それは、初心者が陥りがちな「思考パターン」にハマってしまったのが原因です。その思考パターンが以下の2つ。
そろそろバスケ漫画にまつわる問題について一言言っておくか
最近いろいろなバスケ漫画が出てますね
私は普段からNBAを見てるバスケファンなのですが、バスケ漫画もちょくちょくチェックしています。ストリートバスケを題材にしてたり、女バス漫画なんかも出てきたり……。その中でも、黒子のバスケは最近アニメ化したこともあり、凄い人気がありますね〜。最初はトンデモバスケ漫画だと敬遠してたんですけど、読んでみるとなかなか面白い。バスケ愛好家の中にはバスケをバカにしてると言う人も少なくないですけどね。やっぱりバトル描写(あえてバスケ描写とは書かないw)が読んでてスカッ!とする漫画の方が良いですね。
さて、そんな黒子のバスケの中で読んでてちょっと気になった表現が…。
フルドライブ……って何ぞや?
フルドライブっていう技が出てくるんですが。
実際に使用されたことがある黒子のバスケの必殺技まとめ(動画あり)
TVアニメ黒子のバスケについて……
ついにTVアニメ黒子のバスケは最終回を迎えてしまいました。私は以前、京アニにスラダン山王戦を作って欲しいとか色々妄想してたんですが、まさかIGと黒子のバスケがバスケアニメに革命をもたらすとは思ってなかったですね。迫力ある必殺技と、リアルなバスケ描写が融合した素晴らしいアニメーションでした。今とちぎテレビで再放送しているTVアニメスラムダンクと見比べるとそのクオリティの違いは明らかですw
……と、前置きはこれくらいにしておいて、今回は作中に出てくる技のなかで実際の試合で使われたことがある技をまとめてみました。アニメーションとプレー動画を比べてみるのも面白いかもしれません。なお必殺技解説は黒子のバスケ - Wikipediaのものを引用させてもらいました。無いものは私が適当に解説しています(^^;)
アニメオンリーの人はネタバレ注意!
黒子のバスケの「ミスディレクション」は割とバスケの本質を突いているのではないか?
黒子の得意技「ミスディレクション」について検証してみる
せっかく黒子のバスケのアニメが放送されている今、それに関連してバスケのことを語るチャンスなのに、まだ緑間のオールレンジ3Pにしか言及できてません。ということで今度は主人公の黒子の得意技「ミスディレクション(視線誘導)」について語ってみようと思います。
「ミスディレクション」は主人公である黒子が生まれ持った影の薄さに加え、視線誘導を行い、あたかも消えたようにコート上を動き回り、パスの軌道を変えてアシストするという技。オールレンジ3Pは検証の結果、不可能という結論だったけど(当たり前)、このミスディレクションはトンデモ技と結論付けるのは早計で、意外にバスケの本質をついているところがあるんじゃないかなぁ……と思うに至るという話です。
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『あひるの空』というマンガのタイトルに関する疑問
最近素人なりにバスケをしっかり学んでからNBA観戦しようとバスケ関連書籍を読んでいて、とあるバスケ用語について気になったことがありました。
ダックイン
マガジンのバスケマンガ、「あひるの空」1巻で主人公である車谷空が「ダックイン」という技を使っている描写があります。ダックインというのは作中の説明では
体を限界まで低くしてディフェンスを抜く技
アヒルが水にもぐり頭を出すまでの動作に似ているのでこう呼ばれます。
とあり低い姿勢のドリブルだと説明されています。この主人公は身長は150cm程度なので最初はダックインからのレイアップで得点をするのですが、長身のディフェンスにインサイドを固められ思うように得点できなくなります。しかし最初のダックインはただのフリで、外に逃げて3Pシュートを決める、そして空が大ゴマでキメ台詞を一言。
「これが――僕の翼です。」
ダックインをする車谷空を「低身長」=「飛べない鳥」=「あひる」とかけていて、そのハンデを覆す武器となる3ポイントシュートを「空を飛ぶための翼」と表現しており、作品にタイトルに結びつく非常に象徴的なシーンです。
初めてこの作品を読んだときは、「あひる」と「ダックイン」という技名をかけた非常に上手い表現だなぁと感心していました……しかし
どうもこの「ダックイン」が誤用ではないかという疑念が出てきました。バスケ関係の書籍を読んでると、「低い姿勢でドリブル突破すること」……とは一切書かれてない。ディフェンスの前に出てパスが受けやすいようにポジションをとる結構地味〜なムーブなんですよね。海外のサイトを調べても同様のことが書かれていました。
0:25からの「Getting postposition」で説明してる動きがいわゆる「ダックイン」になるようです。まあ、スラムダンクで言えば赤木がするようなプレーのことですね。低身長どころか、むしろ長身プレーヤーが使う技だったということです。
ってことで、つまりアレ、全然上手い表現じゃなかった〜!?(ガビーン) タイトルとも関係してくる技なのにその技名が間違ってるってことになるのかなぁと。
ただ、少し気になることもあって、最近アニメ化もされた「ロウきゅーぶ!」というミニバスを扱ったライトノベルでもヒロインである智花が「ダックイン(切り込み!:ルビ)」するシーンがあり、主人公が「まったく大したドリブル技術だ」と評している。もしかして、日本に間違って広まっているのでしょうか?それがあひるの空の影響によるものなのか……非常に気になっています。誰かこの辺のバスケ事情に詳しい人教えて!w
これってもしかして……
ダックインについて調べていたらこんなページが……。
ダックインを練習したい…|クリニックQ&A|JXバスケットボールクリニック
バスケ専門家に対してダックインを練習したいって質問があるんですが、これ、多分あひるの空を見た中学生が「あんなドリブルしてみたい!」ってことで質問したんじゃ……。中学生がこんな「渋い」質問するっていうのはちょっとw
ダックインというのは通常、ローポスト付近でディフェンスを背にするために一度ブラインドサイドにジャブステップ(フェイク)して、ディフェンスを背中で抑える動きのことですが、それについてのアドバイスということでお答えします。もし違っている場合は再度質問してください。
やっぱマンガの影響ってすげぇな……。ちなみにダックインって検索をかけるとかなりの確率であひるの空式ダックインのことを指してる文章に当たります。
追記
そういえば車谷空が放った3ポイントシュートを見た登場人物が「まるでお手本のようなドロップショット」って言ってるんですけど、「ドロップショット」って聞いたことがない表現なんですよね…。ティアドロップっていうブロックをかわすループシュートはありますけれども。