「俺の妹がこんなに可愛いわけがない 」3巻の題材に古さを感じた件


まだ1/3くらいしか読んでないので、的外れかもしれないけど。


これ、妹が「ケータイ小説」にはまるっていう話なんだけど、そこで「恋人が死ぬ」だの「レイプされた」だのケータイ小説の極端さがネタにされていた。しかし、読んでてネタにするには弱冠賞味期限切れかなと思った。2007年〜2008年の急速にケータイ小説が注目されはじめ、「そのムーブメントの外野」が言及したとき…


みたいなケータイ小説解説本がいろいろ出版された当時に取り上げてこそのネタであって今は、ちょっと古い話題かな〜?って感じがする。去年の話題なのに!!「なぜケータイ小説は売れるのか」読んだの2年前くらいだと思っていたけど、去年出版されていたのか……。既にケータイ小説は突拍子の無いもではなく、「普通の存在」になっていて以前より目立たなくなった感じがする。映画化、TVドラマ化されてもさほど驚かない。……もし、数年後「俺の妹」がアニメ化されたときにはもっと古さを感じるのかもしれない。「俺の妹」3巻自体はおもしろいんだけど、そこだけが引っかかった。

私が読んだ「ケータイ小説読解本」はこれだけ。本田さんの「物語論」はかなり面白かった。でも今この時期に出版されたとしたら買わなかったかも。今ケータイ小説解説本を出してもあまり注目はされないだろうね。