自主制作アニメーションはおもしろいけど面白くない

名称なんかどもでもいい - 手の届く範囲に幸せは何一つない……

  • 上映会場に行くと分かるが、会場にいるのは作家とその身内、それからアニメーション業界の関係者ばかりで純粋な観客は少ない
  • 映像は誰でも作れるようになったが、人に見せられる(お金をとれる)映像作品を制作するのはそう簡単なことではない
  • 時間をかけて制作された作家性の強い作品に対して、「面白くない」とはいえない風潮がある
  • 他文化(特に音楽)の交流がない
  • デジスタ権威になっているのではないか?
  • ウェブアニメーションは他国の人に観てもらえる環境なのに、日本人にしか伝わらない表現をしているのはもったいない

など辛らつな批評。

  • 昨年「move on web.」は色々と活動していたが、いま考えるとそれはWebの外から新しいファンを増やしWebに誘導するために動いていたのではなく、色んな企業に自分達をアピールするための活動実績を作っていただけではないか?
  • その理由としてイベントはいつもグダグダで、来ている観客はとても満足できる内容ではない(批判が少ないのは無料のイベントだからか?)

個人的に思うんだけど、ファンを増やそうとしていたのは蛙男商会やわらか戦車だけだった。
その他は基本的に自分の作りたいものを作るというスタンス。
そういえばFLASHのオフラインイベントがまともに終わったことは少なかったような…。
身内イベントだから批判が出ることは少ないけど。
そういう意味では今回の/upはわりと予定通りに進んでいたような気がする。