ネトラン記事で思うこと

581 :ネトラン記事(1):2006/07/13(木) 21:42:48 id:fNF+hZoO
いよいよslashup★02
FLASH Summer Festiva!!開催直前に立ち込める暗雲!?


 みんなで一緒に面白いフラッシュアニメを見て盛り上がるフラッシュア
ニメイベント「slashup」が7月にいよいよ開催される。当初予定されてい
た4県の会場のうち、チケット販売不振を理由に、北海道と福岡会場の
開催中止が発表された。フラッシュアニメは下火になったのか?


 開催中止の報は、フラッシュ作品の商業展開の盛り上がりと現実との
ギャップを浮き彫りにした。現在盛り上がったいるのは旧来のウェブでフ
ラッシュアニメを楽しんでいたファンとは全く違うユーザー層なのではな
いか。有名ニュースサイト「イイ・アクセス」の管理人UG-K氏は商業化が
進むフラッシュシーンをこう分析する。



582 :ネトラン記事(2):2006/07/13(木) 21:44:17 id:fNF+hZoO
「一般の商業アニメとの違いを、フラッシュを知らないユーザーに認識しろ
というのが無理。ウェブ上のフラッシュは、AA(アスキーアート)やパロディ
など身近な事象を取り上げた作品が多く、視聴者との距離感が近く共感
を呼びやすい傾向にあった。ネットの外で、商業化されたフラッシュ作品が
どれだけ受け入れられるかが今後の課題ではないでしょうか」


 夏の「slashup」については「イベントとしては成功すると思います。昨年
も一部で心配されていましたが、盛況のうちに終了しました。フラッシュ
フリークが集まって大きなスクリーンで作品を見て、笑い合ったり感動した
りする場は必要だと思います」と前向きな回答をいただいた。ただし「現在
はフラッシュもジャンルの細分化が進んでおり、興味の異なる観客のニーズ
にどれだけ応えられるかが課題になると思います」とオフラインイベント開催
の難しさも指摘する。


 フラッシュアニメは面白い。しかしイベント開催や商業展開には面白さだけ
では難しい部分もある。その困難な壁を乗り越えてなければ、フラッシュ
アニメのさらなる発展はない。


                                     (ばるぼら

>現在はフラッシュもジャンルの細分化が進んでおり、興味の異なる観客のニーズ
>にどれだけ応えられるかが課題になると思います


私は逆に
ニーズの多様化が問題というより、FLASHの画一化が問題だ
と見ています。ウェブアニメーションと注目され始めた頃にはすでにその傾向があった気がする。
もともと、いろんな層に受ける作品が多かったのが、FLASHの良いところだったわけで。
つまり、ニーズに応えようと思ってもすでにできないような状態になってるのではないか…?



それについてはいずれどこかで詳しく書こうかと思いますが。
簡単に言うと、FLASHは誰でも簡単にアニメーション表現ができるところが面白かった。
FLASHを作っていた人は、それぞれいろんなところに散らばっていてそれぞれにバックグラウンドがあった。
AAが好きな人、TVゲーム好きの人とか、株の好きな人とか、エロゲーの好きな人とか
それぞれ表現したいものがありそれぞれその表現に呼応してくれる人(バックグラウンド)が存在していた。
FLA板ができてからは、そういったFLASHが一つの場所に集められたわけだが、
そうするうちにFLASHを見てFLASHを作る世代が登場。(イベントが拍車をかけた)
FLA板ではFLASH好きが作るFLASH好きのためのFLASHばかりになったというのが真相ではないでしょうか。
最近のMADの流行とか見ていると余計そんなことを感じます。
FLASH自体は流行ネタ取り入れれば結構アクセス数稼げると思うし、その点はYouTubeとまったく変わらないはず