燃料電池

マツダ:燃料が水素、ガソリンでも走行可能な車リースへ−今日の話題:MSN毎日インタラクティブ
燃料電池とかを調べていた時期があったんですが。
こんな現実的なところまできていたんだ。
月額42万円(30カ月間)=1260万円がどれだけ現実的かって話だけど…。
問題は燃料の水素がどれくらいの値段なのかとインフラ。


燃料電池の発電に興味がある人は続きを読む↓




燃料電池

簡単に言うと水素と空気が直接反応すると
理科の実験でやったように爆発(酸化)して水が生成されるだけ。
そこでイオンだけを透過するセラミックをはさむことにより
酸素イオン(O2-)と水素(H2)が結びつく電気化学反応が起こる。
そして電子(e-)の流れが発生し、電気が発生する(そして水が発生する)。
ここがポイントで、燃料と酸素が直接反応する酸化では
燃料燃やす→蒸気発生→タービン回す→発電」(火力発電などがこの方式)
という過程の中でかなりのエネルギーロスをするが
電気化学反応では「直接電気を取り出す」ことができる。
よって燃料を燃やす従来のものにくらべエネルギー効率がいいのである。
詳しくは→に書いてある。燃料電池について





自動車で使われている燃料電池は常温でも作動するが、
触媒(電気化学反応を促進させる)に白金を使うタイプ
だから今のところ普及は難しいのではないか…といわれている。
(白金(プラチナ)は高いし、量が足りない)
むしろ家庭用発電機に使われる900℃ぐらいで作動する
固体酸化物型燃料電池SOFC)は触媒に白金を使わないので現実的。
(↑最近こちらの研究が盛んになってきている)