動画を紹介しないのは何故か


これ不思議に思っている人が多いと思うんですが
ニュースサイト運営をすればわかりますが、キリがないというのがまあ大体の理由です。
これはUG-Kさんとあったときそういうことをぼそっと言っていたことので間違いないと思うんですが。



<動画を紹介するときの厳しさ>

◆イイアクセスさんほどの大きいサイトになると紹介するたびに転送量の問題が発生する。

◆重いので是非見てくださいとは言えない。(回線の関係)

◆大体動画作品は作品が丸ごと公開されていることが少ない。

◆作者さんがFLASH界隈では有名でない
(同様に開拓の余地がある海外動画に手を伸ばすのはよりリスキーでめんどくさい)

◆何より一番重要なのはFLASHは毎日どこかしらで作られている。
動画を作っている人は少ない。(作る時間もかかる)
作品量が少ない


動画を紹介するときには管理人フィルタにかけある程度絞った紹介になるのは
至極当然で身内主義とかではなく無理だから無理というのが実際のところ。
動画とか言い出したらGIFアニメとかまで手を広げることになり
GIFアニメーションの場合だと作品として紹介できる(壁砕きのような)
完成度のものは少ないし動画の場合はもっと極稀だと思う。
しかも話題性があり(例のマリ見てみたいなやつ)…となると年に十数本といったところだろう。
簡単に言うと


インディースアニメーション総合サイトを作ろうと思っても
それが実際にサイトに来る人が求めている姿かどうかといえば微妙


ということ
おそらくどんどんマニアックな方向に進んでしまい客足も遠のくだろう。
ネタ系、アニメーション、音楽を絡めたPVなど多岐にわたるFLASH
紹介するほうとしては非常に魅力的なのだ。



私が海外MGに目をつけたのは結構見つけるのが簡単だからって言うのもあるし
確実に作品と呼べるものが安定して供給されているということもある。
(現在紹介しようと考えている海外MGサイトが30以上あるんだけど消化しきれていない)
こういったモーショングラフィック作品もみんながみんな求めているものでは
ないということはよくわかった上で紹介している。個人的な趣味ですね。
こういった作品を大手で紹介するのはどうかというのはある。
一応
「このサイトに来るようなやつだから少々マニアックでもいいよな」
的前提で紹介している。
いきなりDoGAのアニメーションコンテストがどうこう言っても
普通にFLASHだけに興味があるやつには知ったこっちゃない情報
動画総合情報サイトだと小太郎ブログのような姿が理想的かもしれない
海外の実写ネタ映像をいくつか紹介する形。安定して供給されるし
(海外のブログにいけばいくらでも見つかる)
誰でもとっつきやすいしね。ネタ系は紹介する人にとって頼もしいものだ。




・・・したがってこのサイトはいつまでたっても大手には成長しない。
10000HIT/dayクラスのサイトを作るにはFLASH紹介+αというサイト形態が
一番確実だろう…けどめんどくさいのでできない。
いまのところ+αだけで運営している。海外方面の開拓もしたいし。
しかし一日1000人ぐらいは来るサイトになって欲しいというのが本音だけど。
ライブドアのときは常時2000人ぐらい来ていた時期もあったけどね。
・・・なんか細木数子に姓名判断してもらって客が来るサイト名考えてもらおうか。
もうFLA板観測ってのも説得力ないしなー。



大体FLASH系ニュースサイトの成り立ちがわかったでしょうか。