ドラクエ6初プレーだったが、不満ばかりが残る内容だった件。
今日電車の隣の席でドラクエ6プレーしてる人がいた。やっぱりワールドマップをさまよってた。あ〜わかるわかる、と思いながらチラ見してた。あの目的もわからずワールドマップを動き回らなければならないのが嫌だったんだよねぇ。ということで、とりあえず抱えていたもやもやをすべて書いてみた。
目的がわかりづらい旅。
- JRPGの一本道を非難する声も多いけど、目的もよくわからないままワールドマップに放り出されるのもつらいものだ。ムドーを倒すまではしっかりとした方向性が見えていたのに…。
- いや、目的は大魔王を倒す。そのために伝説の武具を集める。それはわかってるんだけど…。次に何をするのか、それを自分で探さなくてはならないのがつらい。
- で、次にやらなくてはならないことが武具集めと直接関係ないことだと、何でこんなことしなきゃならないの?って気分になって自分の思考と主人公の行動がシンクロしない。たとえばファッションコンテストとか(必須イベントです)。
- 最悪だったのが、ムドーの次に出てくるジャミラスのイベント。怪しげな幸せの国への勧誘にホイホイついて行ってみるとそこは魔族の国で…ってやつなんだけど、まずなんで主人公がそこに行かなきゃならないのか良くわからない。確かになにか怪しい話だなというのはわかるのだけど、そこに潜入するって動機がいまいち希薄。
- で行ってみるとそこにはジャミラスがいて、間髪いれずにボス戦。あっけなく倒すとそこでそのイベントは終了。ダンジョン的なものは無し。
- ムドー戦はOPから前置きがあって、やっとのことで到達するのに対し、こっちはミニイベントあつかい。一応、ムドークラスの位置づけのボスキャラなのに…。
- 要するに、各イベントが旅の途中たまたま訪れた町に悪代官がいて、それを懲らしめるっていう「水戸黄門」みたいな図式になってるんだよな。もう少し旅にベクトルを設けてほしかった。
- さまざまな交通手段を獲得して徐々に動き回れる範囲が広がっていくのは楽しかったが、それがほかのRPGに対して決定的なアドバンテージなのかといえば、そうでもなく。RPGではごく普通のことだしねぇ…。
ワールドマップをさまよう旅が辛い
バトルがいまいち面白くなく、イライラする
- エンカウント率が高すぎるし、特にワールドマップを彷徨っているときは最悪だった。
- 目的の場所を探すにはエンカウント有りの交通手段しかなく、かなりのバトル数を余儀なくされた。
- おかげでLVがあがりまくって、肝心のボス戦は拍子抜けだった。
- ドラクエってMPを回復する手段がほとんどない。だから最後まで呪文を温存して使用MP0の特技しか使わなかった。もっと呪文を積極的に使ったバトルがしたかったが、最後まで秘密兵器で終わってしまった。ばくれつけんのほうが強いしw
- 「ばくれつけん」「がんせきおとし」「しんくうは」「ハッスルダンス」これ。そしてハッサンだけがやたらと強い。
- イライラといえば、バトルでコマンドを記憶しないのも時代遅れだよな…。ボタン押しっぱなしプレーしたい…。ゆとりですか?そうですか。
最後まで何処に何があるのか覚えられなかった。
FF6とドラクエ6
- 驚いたことに、ドラクエ6ってFF6の一年後に発売してるんだよね。え?マジ!?ちなみにロマサガ3は一ヶ月前に発売してる。
- FF6はSFCのFFシリーズの集大成といえる内容で、その後の方向性を決定付けるものでもあった。
- 対するドラクエ6は天空シリーズの集大成言えるものだったのか…?5は面白かったんだけど。4は未プレイ。
- 世界崩壊前後で物語が構成されるFF6はムドー戦前後で物語が構成されるドラクエ6と似ている。
- ただ、FF6は崩壊後、仲間を集めるという強力な冒険動機があって、かつ、メンバー再加入時にはエピソードが挿入され、キャラに対する思い入れが深まった。
- ドラクエ6のリメイクにはそういうキャラに対する踏み込みがほしかったかなぁという気はするが、それをするとドラクエでなくなってしまうか…。