アバターはすがすがしいぐらい現実に決別宣言してる映画でした。

映像美が凄い

アバターのストーリーは王道も王道で過去にどこか見たことあるような内容だったけど、それをあの映像でやられると感動できちゃう。かなり満足の作品でした。以下かなり偏った感想w

現実vs仮想世界(異世界

アバターってタイトルからして、最終的に主人公が現実と仮想世界(異世界:パンドラという密林の惑星)のどっちを選ぶの?ってところで葛藤する話だと思ってたが、あまり迷い無くすがすがしいくらい現実に決別宣言しててワロタw


(以下軽くネタバレあり)


主人公は最初からアバターで得た新しい体と異世界の虜になってたね。だって考えてみれば・・・

  • 【現実】燃え尽きた退役軍人、足が不自由の身、上官(汗臭いマッチョなオッサン)付き。
  • 異世界】未知の体験ばかり、強靭な肉体を獲得、いい女(ただし獣っ娘)付き


「ガルガルやろうと いいおんなとどっちがすきだ?」
「きくまでも なかろうよ!」
となるしょうw

このあたり、やはり喪男非モテ的な文脈で考察されたりするんだろうか……。電波男とかにあったような感じで。

アバターはこんな内容でした

既視感がある内容だったのは間違いない。特にナウシカっぽいなーとか。マスクしてないと死ぬ、とか、大自然の反乱とか。いつ「ランラララランランラン♪」て例の音楽が流れてもおかしくなかったw あと、アバター異世界における自分の分身)ってところを無視すると単純に異世界に迷い込む話に読み替えられる。異世界に迷い込んだら女の子が待っていたみたいな…ん?どっかで聞いたことがあるような。…ってことで

【結論】 アバターナウシカゼロの使い魔+獣属性

こんな感じでしたw 主人公は選ばれし戦士だったみたいな流れもゼロの使い魔的。


私は獣っ娘属性は無いので現実を捨てる最後の踏ん切りがつかないかもしれないw 見てるうちにヒロインの獣っ娘もそれなりに可愛く見えたが、やっぱりたくましい獣っ娘よりもツンデレでちんまい美少女のほうがいいw 逆にケモナー大喜びの世界ってことで。

字幕で見てよかった

エンディングテーマの題名にもなってる決め台詞。アレは英語じゃないとカッコがつかないよな。

去年の今頃は「3D……ワロスwww」だった。

私が初めて見た3D(立体映像)映画はオバケのQ太郎だった。今度の3Dはそれに毛が生えた程度のものだろうとバカにしてたところがあった。
去年の今頃、ラジオ番組でハリウッドの巨匠たちがそろって「これから3D映画の時代だ!」と言っている…というのを聞いて「血迷ったか、3D……ワロスwww」とか思ってたけど、今や映画どころか、TVまで3Dとか言い出す始末。こんな状況まったく予想できなかった。
これから来る…かもしれない立体映像時代を一足先に体験できて面白かった。確かに普通の映画には無い迫力はあった、でも普及させるにはもう少し改良が必要な気がするなぁ…。浮き出てる映像が立体になりきれてない(平面に近い)んだよね。「助けてオビワンケノービ」にはまだ時間がかかりそう。



件のラジオ番組。3D映画の話題は3:00〜。これからスターウォーズなどを3D化する計画もあるそう。