個人的08-09シーズンNBA総括
辛いことだが、そろそろファイナルを前に今年の私的NBAの総括をする必要がある。
NBAにおいてのD(ディフェンス)
- キャブスのリーグ1のDをもってしても、超攻撃型チームにはまったく歯が立たなかったのは憂慮すべき事態
- NBAには「ディフェンス信仰」があって、Dが良いチームが優勝するのがお約束だった。(去年はリーグ1のディフェンシブチームが優勝した)
- キャブスも強力Dで相手を90点以下に押さえ込んで、レブロンの単独攻撃で30点+その他の選手で勝つというシステム
- 格下チームには大差で勝つことができる
- が、マジックの強力なインサイドプレーヤーと、強く当たりにいけない(ファールできない)3P攻勢を前にDがまったく機能しなかった
- マジックはセンター以外全てシューターにするという荒業、PFもシューターにしてインサイドはハワードだけにしている、コレはハワードがいるからできること
- 支配的なインサイド+3Pのチームばかりが優勝しているので、ファイナルではレイカーズを応援するつもり
- YouTube - Dwight Howard: Top 10 Plays of 2009
- ちなみにハワードはこんな選手
キャブスの方向性は?
- まずFAになるレブロンがキャブス見切りをつけて去るようなことになるとアレだが。個人的には最後までキャブスにいて欲しい
- プレーオフのレブロンの個人成績はジョーダンに匹敵するものだったが、チームとしては……
- レブロンがボールを持って、ドライブ。これの繰り返し。'07の頃に戻ってしまったような。
- 今年は良いシューターが来てチームがレベルアップしたと思っていたが
- リーグ1のDでも勝てないとなると必然的にオフェンスを強化するしか道は無い
- やはり、レイカーズやマジックと比べベンチ層が薄いというのが残念。キャブスはベンチが沈黙してた。
- 選手自体はそれほど悪くないと思うんだけど、最近の6thマンは20点くらい取るからなー。
- じゃあ、どうやって補強する?せっかくよいDのビックマンとして育てたバレジャオを放出するのか?(そうでもしないとサラリー的にキツイ)
- 結局Dを犠牲にしないとオフェンスが向上しないというジレンマ。
- いや、オフェンスシステムが悪いと言う考え方もできるか、でもコーチオブジイヤーをとったブラウンを解雇するのか?う〜ん
- マジックには完敗だっただけにどうやって優勝できるチームに作り変えるか?
- 思い切った改革をするのか?それもともあまり変えずにレベルアップを図るのか?
- 難しい選択を迫られるだろうな……