NBAのクリスマスゲームに見たリアルな物語

この試合レイカーズを応援していたんだけど、なにしろ対戦相手はあの最強時代のブルズ(72勝10敗)を上回るペース(27勝2敗)で勝ち進んでいる昨シーズン王者セルティックス。昨シーズンファイナルで惨敗した相手でもある。今シーズンが始まったときからずっと待ち望んでいたカードでしたが、いろんな意味で最高の試合でした。


結果はレイカーズの勝ち。今年は若手やベンチ、そしてチームディフェンスを強化するという方針で着々と力をつてきたがクリスマススペシャルマッチという大舞台での勝利は単なる1勝以上の価値があった。私、こういう徐々にチームが強くなっていって……という物語が凄い好きw こういうチームは応援したくなる。


3連覇したレイカーズが再建期に入るとコービー1人が孤軍奮闘。時にはムリヤリ得点に行くシーンも見られた。そのうちコービーがチームを去るのではないかと言われるほどのどん底に差し掛かったが、徐々に周りを生かすプレーを学び、そしてガソルという強力なチームメイトを得てファイナルに進出。しかしそこでボロ負け。そして今年はチーム全体のレベルアップを図りついに宿敵を倒した。


スコアリングは天才的だがセルフィッシュなプレーばかりだったコービーがガソルに絶妙なアシストパスを裁いて試合の流れを変えたところなんて感動的で思わず「うおぉぉぉ!」と叫んでしまったw スラムダンクよりリアルな物語がここにある。



……しかし、この感動を共有できないのがさびしいw みんなスラムダンク止まりなんだよなぁorz