ネットを始めて驚いたこと…を思い出してみる。

先「あのね、ケータイのメールのことなんだけど…最近文末に『w』が付いてる文章をよく見かけるの。これ…いったい何なのかしら?」

「メールの文末の『w』って何なのかしら?」って聞かれたんだけど… - GilCrowsのペネトレイト・トーク

先日wの意味がわからない人についてお話しましたが、自分がネットをはじめた頃もこんな感じだったんだなあと思い、少し昔を振り返ってみました。


意味の分からない言葉(ネットスラング)・AA・コピペに驚いた

私も最初は意味不明な言葉には戸惑いましたね。私が最初に謎に思ったネット用語が『キボンヌ』。なんか凄い気持ち悪い印象があったのを覚えています。その後雑誌『ネットバム』*12ちゃんねる用語辞典でネットスラングの存在を知りました。「もせ」、とか「warez」とか…そんなアンダーグラウンドな雰囲気が何故かカッコいいと思い、ネットの2ちゃんねる用語辞典などで片っ端から調べていきました。


そのとき参考にしたもの

今では、2ちゃんねるブログなどを読んでいって、知らない単語にぶつかったら「ぐぐれ」ですかね。


FLASHに驚いた

あと、吉野家コピペは『ゴノレゴ』の影響でハマリましたねw こんな面白いものがあるのか!と驚きました。しかも、素人が作っていると言うのでまた驚いた。やはり私の場合『ネトラン2ちゃんねる大王→FLA板』という厨房フルコース(笑)から2ちゃんねるに入ってきたこともあって、FLASHの影響をかなり受けてます。FLASH倉庫などで過去の作品(『片翼の田代』、『Dooraemon』など)を見まくり、ああネット(主に2ちゃんねる)はこういうものなんだ、と『学習』しました。今の新規ネットユーザーはニコニコ動画2ちゃんねるブログなどからネット(のオタ系文化)に入っていくことになるんでしょうね。



懐かしいAAが多いなぁ。


フリーソフトの概念に驚いた

なぜ無料でソフトがダウンロードできるか理解できませんでした。この人たちなんで無償でこんなことしてるんだろう…と。でも今では理解できます。FLASH、そしてニコニコ動画では無料で様々な作品が作られていくところを見ていますし。なにより誰に頼まれたわけでもなくこんな文章書いていたりするので。今ではその概念が行き過ぎて『嫌儲』とかいう言葉もあるくらいですから恐ろしい。


オタクが多いことに驚いた

オタク=マイノリティという認識だったから、ネットはオタク趣味を持つ者のパラダイスに見えました。今では、アキバ系とかいってマイノリティでもなんでもなくなってますがね。


エロゲユーザーが多すぎることに驚いた

オタクの中でも、際立っていたのがエロゲオタ。『なんでこの人たちエロゲやってることを堂々と宣言してるの?』というのはネットをはじめた頃から疑問に思っていました。だって、リアルでは「エロゲやってる」なんて言う人は周りにいませんでしたから。好きなAVやAV女優について語っているような感じに見えました。しかも語っている人の熱さが尋常じゃない。


この人たち…頭大丈夫か?変態なのか!?


と思いました、正直。ネットはそういう発言ができてしまう場であるということを理解するのに少し時間がかかりました*2。私の場合、エロゲネタFLASH(ミコ巫女ナースのような電波ソング等)を見ているうちに慣れました。今ではエロゲ原作アニメは普通だから、敷居は低くなったのかな。(過去の自分のような)こういう人たちが『二次元オタが現実と妄想の区別が付かず…』とかいうマスコミの情報を真に受けてるのかも。今でもネットの外から見たらそんなもんなんじゃないかなぁ…と思うわけです。


【関連】

*1:今は無き『2ちゃんねる+』の前身にあたる雑誌

*2:「いや、俺はリアルでも堂々とエロゲについて発言しているぞ!」という方は置いておいてw